2012年11月24日土曜日

エピソード13~期間限定リア充?体験~

 前回のエピソードで軽く触れたけれども、僕は一時的に学生ボランティアのようなもの参加していたことがあって、そこで意識の高い学生たちと触れ合うことをしていた。。。今でいうとFacebookを存分に活用してセルフブランディングに余念がないような人たちとコミュニケートしていたのだ。



 ことの発端は、大学3年の春頃だったろうか、完全にキャンパスの亡霊と化していたこの男には、まだ一念発起する体力が辛うじて温存されていた。大学3年にもなって改めて卒業まで居続けなければならないサークルや、まして部活動などには入る気もしなかったが、これならよさそうだというのが見つかった。それが学生ボランティアのような活動であった。なぜかというと、参加している期間はせいぜい2~3ヵ月であって、もしも嫌で嫌で仕方がなくなってしまうような窮地に陥ってしまったとしても3ヵ月ぐらい我慢すれば後腐れなく解散することが出来るからだ。それでいて、その3ヵ月間のうちに幸運の女神が降臨してくれていれば、もしかしたらあわよくば・・・ということが100パー起こらないとも言えないので、とにかくまだ残っていた一念発起の体力をフル活用し、自らを奮い立たせて某学生ボランティアみたいのに申し込むことにした。。。



 勇気を出して申込みをし、そのボランティアのようなもののミーティングに初めて参加することになった僕は、絶望しかけた、、、そこでは、、参加者のほとんどが元々同じコミュニティで活動してきた同志らしく、はっきりいって僕が入ってきたことによって「なんか怪しい変な奴が入ってきちゃったよ・・・」といった雰囲気がその場を包みこんでいたのだ。。。。僕は失敗したと思った・・・やはり怪しい非リアぼっちが学生ボランティアなどという大それたものに参加してはいけないのかと、あとは辞めないように3ヶ月は我慢しようと、、、既にそういうモードに突入する決心をしかけていた。。。しかし、そのあとで意外なことが起こった。幸運の女神はまだ僕を見捨てていなかったのだ。なんと、そのコミュニティ内の一人がアイドルヲタクだったのだ・・・しかもそのアイドルヲタクはコミュニティの中でも指導者的な立場で、かなり発言力がある人だったのだ。。コミュ力が高くて場を盛り上げる力も長けていた。センスのある人物だった。この人はMさんとしておくが、たまたまMさんと二人きりになる場面があった際に、向こうからその手の話題を振ってきたのだ。僕はそういう話が出来る友人などリアルで存在しなかったため、あまりの嬉しさに一気にたくさんしゃべってしまった。そうすると僕が同志と分かったMさんも喋りが加速し、一気に打ち解けてしまったのだ(と、僕はそう思った)。こうしてボランティア内で発言力のあるHさんが僕のことをメンバーのみんなに面白おかしく紹介してくれるようになり、僕のことを承認してくれる人も増えてきたのである。。。



 1~2週間前まで完全ぼっちだったのに、ひょんなことから一気に承認してくれる人が増え、本当に人生というものは何があるかわからないなと思った。。そして、ここまで幸運の女神が僕になびいてくれているのならば、当活動中に僕はワンチャンありそうな気がしてならなかった。。女性はいっぱいいた。その中に一人、笑顔が可愛くて小柄な小動物みたいな子がいてヤバかった。。。僕はそのこと付き合いたいと思った。Sさんだ。



 エピソードの続きは次回書くとして、単発系のプロジェクトに参加すると、運が良ければコミュ障非リアぼっちでもメンバーから承認してくれることがあるかもしれないので、このブログを読んで下さっている大学生ぼっちの方で脱ぼっちを希望している方がいらっしゃれば、そういうやり方もありなのかもしれない。。。もしも上手くいかなくてもしばらく我慢すればお終いなので卒業までそのコミュニティで苦しむことはないのだし。

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